
「35歳になったけど自分ってダメ人間なのかな。」

「ダメ人間ってどんな人間?」
こんな疑問を解決します。
あなたは35歳になって「ダメ人間」だと感じてしまったことはありますか?
この記事では、「ダメ人間」感を抱く35歳が自己理解を深め、成長のチャンスを掴む方法について解説します。
自己評価が一時的に下がる「ダメ人間」状態は、自己理解を深め、新たな可能性を探すチャンスです。
この記事を読むことで、あなたの自己理解が深まり、自己成長の道を進むためのヒントを見つけることができます。
- 35歳で自分を「ダメ人間」だと感じている人
- 自己理解を深めたい人
- 自己評価が低いと感じている人
- 成長の機会を探している人
- 自分の強みや長所を見つけたい人
- 「ダメ人間」と自認した35歳でも自己理解を深めることで、成長のチャンスを掴むことができる。
- 自己評価が一時的に下がる状態も、自己理解を深め、新たな可能性を探すチャンスである。
- 自分についてより深く理解するためには、「人よりも長く続けてきたことは何か」、「人から言われて嬉しい言葉は何か」、「憧れている人は誰か」などの質問に答えることが有効である。
- 自己理解を深めることで、自己肯定感を高め、自分を認め、自信を持つことができる。
- 自己成長の道を進むことが可能となる。
「ダメ人間」とは?

まず「ダメ人間」ってどういう意味でしょうか。
検索してみると……
- 仕事に対する責任感が欠けている
- 仕事のパフォーマンスが低い
- 遅刻や欠勤が多い
- チームメイトとの協力やコミュニケーションに問題がある
- 常に仕事を先延ばしにしている
- 一貫性やプロフェッショナリズムが欠けている
など……仕事に関することが多くあげられています。
ダメ人間は……
- 責任感
- パフォーマンス
- 時間管理
- コミュニケーション
- プロフェッショナリズム
これらが欠如している人ということです。
しかし、これらを完璧にしている人なんていないでしょう?
たとえば、
- 頼れる上司だけど時間にルーズ
- プロ意識は低いがコミュニケーションは得意、いつも楽しそうにしゃべっている
など……
つまり、
「ダメ人間なんていないのです。」
自分が「ダメ人間」だと感じるかもしれませんが、それは一時的な状態であり、自己改革と成長の機会でもあります。
1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設者「ひろゆき氏」は、35歳までに適職を見つけないと手遅れと語っていますが、果たして本当にそうでしょうか。
マサチューセッツ工科大学ビジネススクールの組織心理学者であるエドガー・H・シャイン教授が提唱しているキャリアアンカー理論において、仕事で譲ることのできない価値観が定まってくるのは30代以降としています。
30代以降に見つかるものなのに、35歳で適職を見つけるのは難しいと思いませんか?
元ガイナックス代表取締役、ニコニコ動画でも人気の岡田斗司夫さんが「人生において20代、30代はまだ伏線。60代になってやっと伏線回収できる。」とも話されています。
35歳で起きる心理的変化

キャリアンカーについて触れましたが、35歳という年齢は心理的にも様々な変化が生じます。
35歳になると、多くの人が人生の大きな節目と感じ、自分自身について深く考えるようになることが多いです。
これは、「ミッドライフ・クライシス」とも呼ばれ、生涯の中間点に達したと感じ、これまでの人生とこれからの人生を見つめ直す期間です。
この時期には、自己評価や自己認識が変わり、人生の目標や価値観に疑問を持つことがあります。
また、時間の流れを強く感じ、自分の人生がどの方向に進んでいるのか、本当にやりたいことは何なのかを問い直すこともあります。
これらの変化は、自己啓発や自己改革のきっかけとなる一方で、一時的に自己肯定感が低下し、「ダメ人間」だと感じることもあります。
しかし、これは一時的な状態であり、自己理解を深め、新たな方向性を見つける大切な機会でもあるのです。
ダメ人間と感じたときは、チャンスでもある

「ダメ人間」を感じるとき、それは自己評価が一時的に低下した状態であり、自分自身を見つめ直し、新たな可能性を探すチャンスでもあります。
自己肯定感を高めるためには、自分の強みや長所を認識し、それを活かすことが重要です。
また、自己啓発を通じて、自分が本当に何を求めているのかを見つめ直すことも必要です。
質問に答えて自分を知ろう

自己評価が低下している、これは自分のことが理解できていない状態を指します。
自己認識の偏りや、自身の長所や強みを見落とす、これらのことが自己評価を下げることにつながるのです。
自分のことを知る方法はいくつかありますが、質問に答えるという方法が簡単で効果が得られやすいと思います。
キャリアコンサルタントでは、「自己理解」と言われています。
実際の面談では、クライエント自信が自分について考えるきっかけになるような質問をします。
その質問をいくつか紹介します。
人よりも長く続けてきたことはなんですか、続けられた理由はなんですか?
長く続けるには才能が必要です。
才能とは特別秀でた能力ではなく、「ついやってしまう」「やっていても苦ではない」ようなものです。
例えば、トイレ掃除。
きれいになると気持ちいいと感じる人もいれば、汚いからしたくない、どうせ汚れるから、と感じ方は人それぞれです。
汚い、どうせ汚れる、と思っていては一時的にトイレ掃除をすることはできますが、自分から長く続けることは難しいです。
トイレ掃除で、きれいになると気持ち良いと感じるのは、あなたの才能です。
このように人よりも長く続けられたこと、その理由を考えてみると、あなたの才能を見つけることができます。
人から言われて嬉しい言葉はなんですか
何と言われると嬉しいと思うか、それはあなたの価値観を表しています。
価値観とは、あなたの人生で大切なものです。
これをみつけることで、何を大切にすることで良い人生と言えるのかが見えてきます。
例えば、「あなたは誠実ですね。」
と言われて嬉しいと感じる人は、嘘をつかず、約束を守り、公正で公平に行動することに価値があると考えているのかもしれません。
だとすれば、誠実であるように振る舞うことが大切です。
他には、「あなたは面白い人ですね。」
と、言われて嬉しいと感じる人は、ユーモアであることに価値を感じているのかもしれません。
このように、何と言われると嬉しいかは、人によって違います。
あなたが言われて嬉しい言葉を探してみましょう。
憧れている人はどんな人ですか
歴史上の人物、芸能人、会社の上司、なんでもよいです。
あなたが憧れている人はどんな人ですか?
その人のどの部分に惹かれますか?
憧れている人は、あなたのありたい姿を表している人とも言えます。
憧れている人、どこに憧れているかを考えることで、どんな人になりたいのかが見えてきます。
例えば、「会社を退職して起業した元上司」。
もっと自由に働きたい、自分の行動に責任を持ちたい、自立したい。
そんな憧れがあるのかもしれません。
このように、憧れている人について考えてみるとあなたの理想が見えてきます。
詳しくはnoteで
自己理解の質問について、もっとやってみたい、興味がある方は、noteの記事で詳細に解説しているのでそちらをご覧ください。
ダメ人間と感じたときは成長のチャンス

自己理解が深まれば深まるほど、自分を認め、自信を持つことができます。
自分をダメ人間と感じたときこそ、自己理解を深め、新たな自分を見つけ出すチャンスです。
このチャンスを逃さず、自己成長の道を進みましょう。
まとめ
この記事では、「ダメ人間」と自認した35歳が自己理解を深めて成長のチャンスを掴む方法について解説しました。
自己評価が一時的に下がる「ダメ人間」状態は、自己理解を深め、新たな可能性を探すチャンスでもあると指摘しました。
自分についてより深く理解するためには、「人よりも長く続けてきたことは何か」、「人から言われて嬉しい言葉は何か」、「憧れている人は誰か」などの質問に答えることが有効です。
自己理解を深めることで、自己肯定感を高め、自分を認め、自信を持つことができます。
そして、自己成長の道を進むことが可能となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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