できる大人の考え方とは?30代で到達したい思考のポイント5選!!

メンタル・マインド
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「あの人の考え方って子供だよなっ!!」

「大人の考え方ってどんな考え方なのかな?」

こんな疑問を解決します。

30代になると、さまざまな考え方の人々と接する機会が増えます。

その時、ある人の考え方を見て、「これは大人の考え方だろうか?それとも子供のような考え方だろうか?」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

例えば、インシデントが起きた場合……

子供の考え方をしている人は、

  • 一方的に責める
  • 自分には何の非もないと主張する
  • 感情的になる
  • 投げやりになる

のような特徴があります。

逆に、大人の考え方をしている人は、

  • 自己の感情に流されず、落ち着いて判断する
  • 他人の意見を尊重し、反省点や改善点を見つける
  • インシデントの原因を分析し、解決策を探す
  • 自覚的に自分自身の感情をコントロールする
  • 短期的な結果だけでなく、長期的な視点から物事を考える

このような特徴があります。

つまり、大人の考え方とは、論理的、生産的、そして長期的な視点を持つことを指します。

とはいえ、大人の考え方を身につけることが一朝一夕でできるわけではありません。

そこで今回の記事では、大人の考え方ができるようになるための思考のポイントを5つ解説していきますので是非最後までご覧ください。

先に結論を申しますと以下の内容になります。

結論
  • 大人の考え方とは、事実に基づく思考、自己反省と学び、感情と論理を分ける、相手を理解し尊重する、そして長期的な視点を持つという5つの要素である
  • これらの要素を身につけることで、より成熟した思考ができ、問題解決能力やコミュニケーション能力が向上し、自己成長につながる

この記事は以下のような方におススメです。

この記事をオススメする人
  • 自己成長に関心がある人
  • 問題解決能力を向上させたい人
  • コミュニケーション能力を高めたい人
  • 他人との関係を改善したい人
  • 長期的な視野で物事を考える能力を持つ人

①事実に基づく思考

成熟した思考とは、事実に基づき、主観や先入観を排して考えることです。

たとえば、会議では意見が飛び交い、自分の思い込みに基づく発言が出てくることがあります。

しかし、「大人の考え方」では、事実を元に議論を進めるべきです。

その結果、より客観的で質の高い結論に繋がるはずです。

事実と意見を分ける

もう少し具体的に考えてみましょう。

なにかを考えるときに事実と意見を分けて考えると良いです。

事実とは…確認できる情報や証拠に基づくもの

意見とは…個々の人々が持つ視点や信念に基づくもの

です。

これらを混同せずに、客観的な視点を持つことが重要です。

例えば……

あるプロジェクトが遅れているという事実があった場合、その事実を元に「プロジェクトの進行が遅い」という意見を述べることがあります。

「進行が遅れている」ということは事実です。

しかし、「プロジェクトが遅れているのはメンバーの能力が足りないからだ」というのは、事実ではなく個々の人が持つ視点や信念に基づく意見です。

このように事実と意見を分けて考え、客観的な視点を持つことが重要です。

主には事実を基に考えたり発言すると良いでしょう。

②自己反省と学び

成熟した思考には、自己反省と学びが欠かせません。

例えば、自分の仕事でミスをした場合、その原因を自己反省し、それから学びを得ることが大切です。

その結果、同じミスを繰り返さないようになり、自己成長につながります。

原因自分論

当然ですが、反省から学ぶためには反省する必要があります。

反省とは、

反省とは、自分の行動や思考を客観的に見つめ直し、その結果から学びを得ることです。過去の行動や決定について考え、それがどのような結果をもたらしたかを考察し、必要なら改善策を見つけるための行為です。

そこで重要なのが原因自分論です。

原因自分論とは、

原因自分論とは、自分が起こった出来事の原因となる要素に対して責任を持つ考え方を指します。つまり、自分の行動や選択が結果に影響を与えるという認識を持つことです。これにより、問題が起きた時に他人や状況のせいにするのではなく、自己の行動や決断に着目し、どのように改善するかを考えることができます。この原因自分論の考え方を持つことで、自己成長につながり、より大人の思考が身につくと考えられます。

例えば、あなたが担当したプロジェクトがスケジュール遅延を起こした場合、原因自分論の考え方を持つ人は以下のように考えるでしょう。

「遅延の原因は、私の計画不足だった。もっと早い段階でリスクを予見し、対策を講じるべきだった。次回からは更に詳細な計画を立て、早めのアクションを取るようにしよう。」

このように、自身の行動や判断を見直し、問題の原因を自分自身に求める考え方が原因自分論です。

一方で、原因他人論の考え方を持つ人は以下のように考えるでしょう。

「プロジェクトの遅延は、メンバーのスキル不足が原因だ。彼らがもっと早く仕事をこなせば、遅延は起こらなかったはずだ。」

このように、問題の原因を他人や状況に求める考え方が原因他人論です。

原因自分論の考え方を持つことで、自身の成長や問題解決能力が向上します。一方、原因他人論では他人や状況の改善を待つばかりで、自身の成長はあまり期待できません。

③感情と論理を分ける

大人の考え方では、感情と論理を分けることが重要です。

怒りや悲しみなどの感情を持つことは自然ですが、それを理由に論理的な判断を鈍らせてはなりません。

例えば、部下のミスに対して怒りを感じることはあるかもしれませんが、その怒りの感情に流されずに、論理的に何が問題だったのかを冷静に考えるべきです。

アンガーマネジメント、べき論をやめる

そのためにアンガーマネジメントは重要です。

アンガーマネジメントと言うと、専門的な講座を受講したり、研修に参加することを思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし、ここではたった一つのことに注意するだけです。

それは、「べき論をやめる」ということです。

べき論とは…

べき論とは、自分自身や他人に対して「~するべきだ」という強い期待や義務感を押し付ける考え方を指します。これは自分自身や他人を非難し、ストレスを生む原因となり、効果的なコミュニケーションや問題解決を妨げる可能性があります。

たとえば、あなたがチームリーダーで、あるプロジェクトの進行が遅れているとします。そして「メンバーはもっと早く業務をこなすべきだ」「もっと効率的に働くべきだ」と考えてしまうこともあるでしょう。

しかし、「べきだ」という考え方は、他人への不満や非難を生み出し、チームの雰囲気を悪化させる可能性があります。また、「べきだ」という期待が現実と一致しないと、自分自身がストレスを感じる原因にもなります。

このように、「べき論」は問題をよりややこしくし、効果的な解決を妨げる可能性があります。代わりに、事実を客観的に見つめ、問題解決に向けたアクションを考えることが大切です。

④相手を理解し、尊重する

大人の考え方には、相手を理解し尊重する態度が必要です。

他人の意見や価値観に対して、理解を示し、尊重することで、円滑なコミュニケーションが生まれ、より良い結果を生むことができます。

対話

相手を理解し尊重するためには対話が欠かせません。

対話を通じて相手を理解し尊重することは、仕事の効率性と精度を高めるために極めて重要です。

対話は、相手の感情や考え方、視点、価値観などに触れ、相手のニーズを理解しやすくする手段となります。

これにより、相手のニーズに対応したサービスや仕事を提供することが可能になり、仕事を効率的に進めることができます。

また、対話は信頼関係を築く土台となり、互いの理解が深まることで協力体制が生まれやすくなります。

これらの理由から、「相手を理解し尊重する」ということは、仕事の成功にとって重要な要素であると言えます。

「対話」に関しては、noteでも詳しく執筆していますので、興味のある方は是非noteの記事もご覧ください。

仕事を進める最も効果的な方法は対話|sabukurocha【医療福祉人材キャリアコーチ/人事/採用】 (note.com)

⑤長期的な視点を持つ

大人の考え方には、短期的な結果だけでなく長期的な視点から物事を考える態度が必要です。

一つひとつの行動や決定が未来にどのような影響を与えるかを予測し、それに基づいて最善の選択をする能力は、大人の思考を身につける上で重要な要素となります。

短期的な思考と長期的な思考

大人の考え方を持つためには、短期的な思考から長期的な思考にシフトすることが重要です。

短期的な思考は、「今すぐの結果」に重きを置く思考のことを指します。

例えば、仕事で目の前のタスクを素早く終えることに集中し、手っ取り早く結果を出そうとするのが短期的な思考です。

しかし、このような思考は、その瞬間の解決策は見つかるかもしれませんが、長期的な視点から見ると問題の根本的な解決にはならないことが多いです。

一方、長期的な思考は、「将来の結果」に焦点を当てる思考のことを指します。

例えば、仕事で新しいスキルを習得するために時間を投資したり、自己成長のために自分の時間を使ったりするのが長期的な思考です。

これはすぐに結果が出ないかもしれませんが、自己成長やキャリアの発展につながります。

長期的な思考の重要性は、その効果が持続的であるという点にあります。

短期的な思考は一時的な成功をもたらすかもしれませんが、長期的な思考は持続的な成功をもたらします。

また、長期的な思考は、短期的な思考では見落としがちな新たな視点やアイデアを見つけるのに役立ちます。

したがって、大人の考え方を身につけるためには、短期的な思考から長期的な思考にシフトすることが重要です。

これにより、自己成長を促進し、より良い結果を生み出すことができます。

まとめ

この記事では、大人の考え方とは何か、そしてそれを身につけるための5つの思考のポイントについて解説しました。

それらは、事実に基づく思考、自己反省と学び、感情と論理を分ける、相手を理解し尊重する、そして長期的な視点を持つという5つの要素です。

これらの要素を身につけることで、より成熟した思考ができ、問題解決能力やコミュニケーション能力が向上し、自己成長につながります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

当サイト、サブクロチャブログでは「35歳までに知りたかった100のこと」をテーマに、よりよく生きるためのヒントとなるものを記事にして投稿しています。

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私サブクロチャは、noteでも執筆活動をしています。

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プロフィール
サンチャ

このブログにご訪問いただきありがとうございます。

サイト運営者のsabukurochaです。

医療福祉業界に20年近く携わっております。

教育などの人材育成、モチベーション・メンタルヘルスマネジメント、事業運営、採用などが主な業務です。

様々な人と出会い、様々な方の人生に触れ、日々コミュニケーションを重ねていくうえで、人が生きるということ「人生」の素晴らしさを感じております。

同時に「このことをもっと早く知りたかった」という経験も多くありました。

人生に役立つ情報や様々な方の人生に触れさせていただき経験したもの、日々感じたことなどを幅広く皆様に発信し、一緒に人生をより深く味わうことができればと考えております。

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