仕事に疲れてリフレッシュしたい……
自分の時間を持ちたい
刺激が欲しい
そんな30代の方に是非おすすめしたいのが旅行です。
旅行は、様々な体験をしたり、新しい自分に出会えることができます。
旅行中の体験、景色、時間はあなたの心を癒すだけでなく、同時に刺激にもなります。
自分探しの旅って聞くもんな……
私は10年ほど前から年間30回以上の旅行をしています。
私の場合、仕事に疲れて非日常を味わいたいというのがきっかけで旅行を始めました。
10年経った今でも変わらず旅行が大好きで、旅行に行くごとに行く先々で新たな出会いや今まで見たことのない景色に触れ、明日の活力をもらえる本当に素敵な時間を過ごしています。
旅行は生きがいや人生の喜びと楽しみを感じられる非常に重要なものです。
旅行に行くことで、自分自身の人生観を改めて感じられる機会にりますよ。
今回の記事では、仕事に疲れた30代の男性に一人旅行がおすすめの理由を解説したいと思います。
記事の後半では男一人旅行を楽しむ6つのコツについてもご紹介していますので、はじめての一人旅行を考えている方、一人旅行を有意義な時間にしたいと思われている方はぜひご覧になってください。
お時間のない方は目次から気になる項目だけでもご覧いただけたらと思います。
はじめに結論からお伝えします。
今回はこの4つをご紹介しますが、これはほんの一部で、他にも様々なおすすめする理由やメリットがありますので、この他についてはまた別の記事でご紹介していければと思います。
旅行のコツとしては……
となります。
それでは詳しく解説していきます。
そもそも一人旅とは……
一人旅とは、その名の通り、一人で旅することを指します。
一人で目的地へ行き、現地での移動や観光などを自分自身で計画し、実施することが特徴です。
一人旅は、自由度が高く、自分のペースで旅を楽しむことができるという魅力があります。
「旅」と「旅行」の違い
旅と旅行は似ていますが、微妙な違いがあります。
旅は、単なる移動や観光だけでなく、新しい経験や人との出会い、成長と学びを求める意識的な行動です。一方、旅行は休暇やリフレッシュを目的とした、より短期間の移動や観光のことを指します。
一人旅は、旅行と同様に目的地への移動や観光を含みますが、その中にはより深い意味や探求の要素が存在します。自分自身と向き合い、新しい環境で自己成長を追求するために、一人で旅に出る人も多くいます。
旅行は一時的な楽しみやリラックスを求める人に適していますが、旅はより大きな目的や価値を持ち、一人旅はその中でも自由度が高く、自己発見や体験に焦点を当てた旅行スタイルです。
30代男性に一人旅をすすめる理由4選‼
それでは、本題に入っていきましょう。
自分と向き合う時間がつくれる
旅行は、自分自身について振り返ることができます。
新しい場所や風景に身を置くことで、日常のルーティンを離れ、自分の価値観や考え方を再評価する機会が生まれるためです。
友達との旅行であれば友達の意思や思考に合わせて、行く場所や食べるもの泊るところを探してしまいます。しかし、一人旅では自分で全てを決めて自分のペースで旅行することができます。
逆に言えば一人だからこそ、自分の心に耳を傾けながら旅行していかなければなりません。
普段の生活では常に自分を知った人が近くにいて、知らず知らずのうちに周りの意見に合わせてしまい、自分が何を大切にしているかがわからなくなってしまうんです。
確かに……
このことに気づかず、いつの間にか……
なんだか、疲れたな……
ということになってしまうのです。
そんな日常から解放されるのが一人旅です。
一人旅行はすべてが自分次第。自分が決めた場所に自分が決めた時間に行き、自分が決めた食べたいものを食べて、心に感じているものを自分に語り掛けてみてください。
いつもとは違った自分や初めて知る自分が見えてくるはずですよ。
普段の重圧から解放される
一人旅に出かけることで、普段の日常とは違った場所で一人で過ごすことができます。
その結果得られるのが、プレッシャーや重圧からの解放です。
周りに知った人がいない状態で、普段とは全く違う景色や雰囲気を味わうと、脳は新鮮さを感じて日常の記憶を一時的に消し去ってくれます。
その結果、脳や感情は普段の日常からリセットされるのです。
このリセットというのが非常に重要で、今まで蓄積してきた余分なものを消し去ってくれます。
脳にたくさんの情報が詰め込まれると考える余裕がなくなってしまいます。
考える余裕がなくなることで、感情にゆとりがなくなってしまうのです。
脳と感情は大きく関係しており、脳のキャパシティを保つということは感情のキャパシティを広げることにもなるんですよ。
今まで見たことのない景色や食べたことのないもの、話したことのない人と会話して一人旅行を楽しみながら”今”に没頭してみてください。
脳はリセットされて感情にも余裕が生まれてきますよ。
こんな研究もありました。
「人は移動するほど幸せを感じる」という研究が、米マイアミ大アーロン・ヘラー准教授(40)らのチームが国際科学誌ネイチャーニューロサイエンスで発表さた。
「人は移動するほど幸せを感じる」という研究成果 「遠出するとスカッ」は本能かも:朝日新聞GLOBE+ (asahi.com)
新たな人生の楽しさや刺激をもらえる
新たな景色、街並み、歴史的建造物や文化などなど、今まで見たことのなかったものに触れることで新しい発見があります。
新しい発見は、あなたの視野を広げてくれます。
自分がこうあるべきだと感じていたものが実はそうでなかったり、偏ったものの見方をしてしまっていたことに気が付いたり、今までになかった感受性を持てたりなど、刺激を通じて新たな自分や自分の人生の楽しみが見えてくるのです。
例えば……
- 自分の思考の癖
「ついネガティブなことを先に考えてしまうな……」 - 新しい趣味
「お城を見て回るって意外と面白いなあ……」 - 新しい価値観
「旅行先で人に優しくされると嬉しいものだなあ。自分も優しく接しよう。」 - 固定観念
「食事が口に合わないと思っていたら、とてもおいしかった。」
などなど
一人旅行で目の前に起こるすべては非日常であり、そこにはたくさんの新たな発見、あなたの当たり前を変えて視野をひろげてくれる刺激が待っています。
ぜひ一人旅行であなたの人生の新たな”何か”を探してみてください。
自分の意思をもった行動力が身につく
一人旅行ではすべてあなたの意思と行動ですすめていかなければなりません。
そのため、自分の意思をもって動くという行動力が身につきます。
行動力とは自分で考え、自分の意思に基づいて自分から行動を起こす力です。
自分が何をしてどこに行きたいのか、何を見たいのか、その結果何が得られたのか…一人旅では、このすべてを自分自身で決めていかなければなりません。
自分の思いや感情に向き合い、場所を決めて行動する、行動の結果自分が何を得られたのか自分自身と向き合う…この当たり前のように思えることが、あなたの行動力を鍛えてくれるんです。
普段の生活では”なんとなく”で大半の行動を決めてしまい、行動力というよりは日々のルーティンになってしまっているのです。
だからこそ、旅行を通して自分の意思で行動する一人旅の機会は、あなたの行動力を養う貴重な機会となります。
行動力を身に着けることは普段の生活や仕事にも役立ちますし、なによりもぶれずに行動する強い自分をつくりあげることができます。
一人旅行の後には自分自身で行動を起こしたという、いつもと違う充実感を味わうことができますよ。
男一人旅を楽しむコツを6つ紹介
行くべき理由についてお伝えしてきましたが、単純にただ一人旅行に行けば良いのかと言えばそうではありません。
男一人旅行を楽しむコツについて簡単にご紹介します。
①旅行先は”有名”で決めるのではなく、あなたの”見たい・行きたい”を優先する
旅行先を選ぶ際は単に有名な場所に行くのではなく、あなたの見たい場所や行ってみたいところを優先して選びましょう。
有名観光スポットのツアーやおすすめもありますが、行ってみたけど予想と違ったなんてことも多くあります。
行って後悔したなんてことはほとんどありませんが、一人旅行を楽しむためには、あなた自身の今の気持ちにあった場所を選ぶことが重要です。
あなたの見たい・行きたいはどこなのか、自分としっかり向き合う時間を作って旅行先を決めてくださいね。
②旅行先が決まったらしっかりとリサーチする
旅行先が決まったら旅行先のリサーチをしっかりと行うようにしてください。
よくあるのが、交通機関や一つの場所に要する時間を把握できていなくて、思ったように動けずに結果的に不完全燃焼な旅行になってしまうことです。
並んでばかりで時間が過ぎていく……
こうならないために、飲食店や体験型施設なども、混みあう時間や営業時間を事前に調べておくことをおすすめします。
インターネットを使い、口コミ情報など事前に情報収集をして自分が行った場合のイメージをしておくことで一人旅行を楽しみやすくなりますよ。
③旅行先での出会いを大切にする
せっかくの一人旅行なので、一人の時間を味わうのも一つですが、旅行先での出会いも非常に貴重な財産となります。
旅行先で出会った人が人生の大きな決め手になったという話もよくあります。
飲食店で出会った人、宿で出会った人、観光スポットで出会った人、旅行先では様々な人と出会うことが出来ます。
そのすべての人が、普段の生活ではないところに行ったからこそ出会える人達なんです。
コミュニケーションが苦手……
という人もいるかと思いますが”旅の恥はかき捨て”です。
私は旅行先の飲食店で多くの方との出会いをしてきました。
自分から話しかけることもありますが、意外にも話しかけられることの方が多くあります。
また、観光地へ行く際に道に迷ったりしたら尋ねてみるのも有効です。
同じように観光しに来ている人とすっかり意気投合なんてこともありました。
旅行先での出会いでこの先の人生を変えるような出会いが待っているかもしれませんよ。
【Planned Happenstance(プランドハップンスタンス)理論】
「キャリアというものは偶然の要素によって8割が左右される。」という、スタンフォード大学で教育学と心理学の教授を勤めていた、クランボルツ教授によって提唱された理論です。
成功したビジネスパーソンの80%は、18歳のときに考えていた仕事には就いておらず、偶然のチャンスを生かしながらキャリアを築いたというデータがあります。
偶然飛行機で隣になった人と意気投合して会社を設立……という話も聞きます。
④日程(計画)と予算は余裕をもって
一人旅とは言っても、ある程度の計画は必要です。その際に重要なのが日程と予算については余裕をもって計画を立てることをおすすめします。
せっかく旅行に行ったのに予算が気になって旅行を楽しめない…
ほぼ弾丸ツアーになってしまい、余裕がなくて楽しめなかった…
なんてことになると、せっかくの時間とお金が無駄になってしまいます。
計画を立てる段階で日程と予算に余裕はあるのかを考えておきましょう。
日程と予算が足りないとなった場合には、近場で週末旅行にする方法もありますよ。
旅行を楽しむことに専念できるよう、余裕をもった状態を作っておきましょう。
⑤服装は快適性と動きやすさを考えて
旅行先にもよりますが、服装は快適性と動きやすさを考えて選ぶことが重要です。
旅行中どこかにずっと滞在するというより観光地を回る、人気グルメを食べに行くといった人が大半だと思います。その際に動きにくい服装や歩きにくい靴、暑かったり寒かったり調整が難しい服装で行くと体調を壊しやすくなったり、旅行を楽しめない状況になってしまいます。
旅行先での行動をイメージして服装を選ぶことも旅を楽しむための一つの重要な要素です。
⑥旅行の荷物は最低限にすること
旅行先に行く荷物は必要最低限にすることをおすすめします。
旅行中に〇〇が起きてしまったら、〇〇は余分に持っておいた方が…などと考えてしまいついつい荷物が多くなってしまうことがありますよね。
お、重い……
しかし、荷物が多いか少ないか、身軽さというのは旅行に非常に重要なんです。
その理由は単純にかさばることと疲れるためです。
旅行から帰ってきたときに「疲れた」と感じてしまう理由の大きな原因の一つに荷物の量があるんです。
これではせっかく楽しく貴重な経験になった旅行であっても「でも旅行は疲れる…」というイメージが付いてしまいます。
そんな時はシンプルに、
- なければ命に関わるもの
- 旅行から帰ってこられなくなるもの
この2つに厳選して荷物を選ぶのもありかもしれません。
海外旅行であれば話は変わりますが、国内の旅行では大半の場合何かあってもカバーできるんです。もし準備不足があったとしても、旅行先で状況に応じて柔軟に対応するのも旅行の楽しみ方に繋がりますし、柔軟な対応力を身に着けるトレーニングになりますよ。
まとめ
30代は20代の頃とは異なり、仕事でもプライベートでも様々な変化が周りに起き始める時ですよね。
20代の頃には何も感じなかったことで深く傷ついたり、時間の流れの速さに疲れてしまったり、自分がどう生きていくべきなのかを悩んだり…
私にももちろん経験がありますが、30代はたくさんの重圧や不安、焦りに追われる時期です。
でもそんな時だからこそ自分に向き合う時間や、様々な重圧から解放される時間、非日常での楽しさや刺激が必要なんです。
そんな時はぜひ一人旅行に出かけてみてください。
一人旅行を楽しむためのコツは、
- あなたの”見たい・行きたい”を優先して旅行先を決めること
- 旅行先にリサーチを怠らないこと、
- 旅行先での出会いを大切にすること、
- 日程(計画)と予算は余裕をもつこと、
- 服装は快適性と動きやすさを考えて準備すること、
- 旅行の荷物は最低限にすること
今まで知らなかった自分が知れたり、新しい発見により明日への活力を養うことができたり…一人旅行には多くのメリットがあり、あなたを成長させてくれますよ。
『世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じ頁ばかり読んでいるのだ。』
アウグスティヌス
この記事を読んでくださった一人でも多くの方の人生がより良くなるように応援しています!