「俺もとうとう役職か……。」
「役職に必要な能力ってなにかな……。」
こんな疑問を解決します。
30代になるとリーダーや役職等、集団の統率を任される立場になることも増えてきます。
しかし、30代になったからといってすぐに役職で必要とされる力が備わるわけではありません。
どんな能力が必要か、意識して磨いていく必要があります。
今回は、役職に必要なものとして、まず押さえておきたいものを4つ紹介します。
それが、
- 意思決定力
- コミュニケーション力
- レスポンス力
- 観察力
です。
それでは、意思決定力、コミュニケーション力、レスポンス力、観察力、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
これらの力を身につけることで、あなたはチームや組織にとっての頼れるリーダーとなることでしょう。
意思決定力
意思決定力とは……
情報を収集し、分析し、その結果をもとに最善の選択を行う能力のことを指します。
これは、プロジェクトの進行方向を決定したり、困難な問題を解決したりする際に非常に重要なスキルとなります。
意思決定力を養うには以下の方法が役立ちます。
情報を集める
優れた意思決定は、十分な情報に基づいています。
可能な限り多くの情報を収集し、その情報が信頼できるかどうかを評価します。
情報を分析する
情報を分析し、各選択肢の可能性と結果を理解します。このステップでは、批判的思考が重要です。
決定を下す
情報を分析した結果をもとに、最善の選択肢を選びます。このステップでは、自信と決断力が求められます。
結果を評価する
意思決定の結果を評価します。これにより、将来的な意思決定の参考になります。
これらのステップを繰り返すことで、意思決定力は徐々に養われます。また、自身の意思決定に自信を持つことも重要です。自信を持つことで、自分自身と他人があなたの決定を信頼するようになります。
コミュニケーション力
対話
対話とは、2人以上の人が意見を交換し、情報を共有することです。
これには、自分の考えや感情を効果的に伝えるだけでなく、他人の話を注意深く聞き、理解し、適切に反応することも含まれます。
良い対話は、相互理解と尊重の上に成り立ち、コミュニケーションを深め、人間関係を強化します。
現代の不確実性の高い状況では、リーダーにとって対話が不可欠であり、情報共有、異なる視点の理解、変化への適応力の向上、チームとのコミュニケーション強化、創造性とイノベーションの促進、迅速な情報伝達と戦略調整、そしてチームと自身の成長を促進する役割を果たします。
対話に関しては、noteでも詳しい記事を投稿しているので興味のある方は是非ご覧下さい。
仕事を進める最も効果的な方法は対話|sabukurocha【医療福祉人材キャリアコーチ/人事/採用】 (note.com)
これからのリーダーに求められる対話する力|sabukurocha【医療福祉人材キャリアコーチ/人事/採用】 (note.com)
対話と会話の違い
対話と会話は似ているように思われがちですが、実は異なる概念です。
対話は、2人以上の人が意見を交換し、情報を共有することです。これには、自分の考えや感情を効果的に伝えるだけでなく、他人の話を注意深く聞き、理解し、適切に反応することも含まれます。
一方、会話は、2人以上の人が交互に話すことで、情報を交換する行為です。
会話は、情報の伝達だけでなく、人間関係を築くための重要な手段でもあります。
対話はより深い理解と共感を求め、会話はより広範囲な意味での情報の交換を意味します。
エンパシーを示す
他人の立場や感情を理解し、それに共感することで、より強い人間関係を築くことができます。
エンパシーに関してはnoteでも詳しい記事を投稿していますので興味のある方は是非ご覧ください。
エンパシーの力で築く信頼【仕事偏】|sabukurocha【医療福祉人材キャリアコーチ/人事/採用】 (note.com)
レスポンス力
レスポンスとは、他者からの要求や情報に対する反応や応答のことを指します。
特に、対人コミュニケーションにおいては、レスポンスの質や速さが信頼や関係性を築く上で重要となります。
良好なレスポンスは素早さ、適切さ、明確なコミュニケーション、柔軟性、共感、冷静な判断、フィードバックの受け入れ、誠実な態度といった特性を持つことが求められます。
頼りになる人は、質の高いレスポンスを提供する人であり、その特徴は素早さ、適切さ、明確なコミュニケーション、柔軟性、共感、冷静な判断、フィードバックの受け入れ、誠実な態度である。
これらの特性は信頼を築き、効果的なコミュニケーションを可能にし、問題の迅速な解決を促進し、情報を集めやすくする。
しかし、相手を焦らす行動、無礼な言動、情報不足の回答、過度な感情表現、非協力的な態度、他人を非難する行動は避けるべきである。
レスポンスに関しては、noteでも詳しい記事を投稿していますので興味のある方は是非ご覧ください。
頼りになる人が実践する質の高いレスポンスとは?【信頼の裏付け】|sabukurocha【医療福祉人材キャリアコーチ/人事/採用】 (note.com)
観察力
30代の役職者にとって、柔軟なコミュニケーションが重要であり、観察力を高めることでコミュニケーション力が向上します。
観察力は情報収集力を高め、相手の思いを予測し、状況や空気を読む能力を養います。
コミュニケーションはキャッチボールのように、相手をよく見て行うべきです。
観察力を高めるトレーニングとして、積極的な挨拶を推奨します。
これにより、ザイアンス効果が生じ、相手の印象も良くなり、コミュニケーションがスムーズになります。
観察力に関しては、noteでも詳しい記事を投稿していますので興味のある方は是非ご覧ください。
“気付く”が変えるコミュニケーション【観察力】|sabukurocha【医療福祉人材キャリアコーチ/人事/採用】 (note.com)
まとめ
30代の役職者に求められる4つの重要な力は、意思決定力、コミュニケーション力、レスポンス力、そして観察力です。
これらの力を身につけることで、あなたはチームや組織にとっての頼れるリーダーとなることでしょう。
意思決定力は情報の収集、分析、決定、評価のスキルを必要とします。
コミュニケーション力は良い対話とエンパシーを必要とし、レスポンス力は素早さ、適切さ、明確なコミュニケーション、柔軟性、共感、冷静な判断、フィードバックの受け入れ、誠実な態度を必要とします。
観察力は情報収集力を高め、相手の思いを予測し、状況や空気を読む能力を養います。
これらの力を磨くことで、あなたはより効果的なリーダーになるでしょう。
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