「何かいい趣味ないかな?」
「自転車って楽しい?」
自転車を趣味として6年が経過した私が、自転車のすばらしさと楽しみ方について解説します。
自転車とは……
自転車は多様な用途に対応しており、通勤、運動、レジャーなど、さまざまな目的で使用されます。
自転車は、その利便性から都市部での移動手段として非常に重宝されています。特に通勤や買い物など、日常的な移動においては車や公共交通機関の代わりとなりうる存在です。
また、運動としての側面も持つ自転車は、体力作りやダイエットにも有用です。気の向くままに走り出すことができ、適度な運動につながるため、健康維持の一助となります。
レジャーやスポーツとしての自転車もまた人気があります。週末のサイクリングや、自転車旅行は心身ともにリフレッシュする時間となります。
近年では、エコフレンドリーな交通手段として、また健康やフィットネスのための手段として自転車が注目されています。環境負荷の少ないエコロジーな移動手段として、また健康志向の高まりとともに、自転車の存在が再評価されつつあります。
自転車を趣味としている人の割合
全国各地でサイクルツーリズム事業(=自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する 一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンは、全国の15歳~74歳の男女1万人を対象にした「サイクリスト国勢調査2021」の調査を実施しています。
調査結果では、生活圏内以外を訪れ自転車で走ることをした人は、約1,382万人とのことです。
日本の総人口は約1億2600万人なので、約1,382万人は日本国内の人口の**約11%**を占めます。
少なくとも10人に1人は自転車で遊んでいるといえるのではないでしょうか。
自転車が趣味として優れている点
では、自転車は趣味として優れている点を具体的に解説していきます。
運動になる
自転車に乗ることは、全身運動として非常に効果的で、体のあらゆる部分を使うことで健康維持に大いに寄与します。
自転車に乗ることは、適度な運動として理想的で、心肺機能を向上させ、筋力を増加させるだけでなく、ストレスを軽減する効果もあります。
これは、体を動かすことでエンドルフィンという幸福ホルモンが分泌され、気分を高揚させるためです。
さらに、自転車に乗ることは日常生活の中での積極的な行動となり、私たちが日々感じる運動不足を解消する手段として有効です。
これは、特に現代社会では、多くの人々がデスクワークや長時間の座り仕事によって運動不足になりがちであることを考えると、自転車に乗ることの価値はさらに高まります。
経済的
自転車を始めるためには、最初に少し高い投資が必要ですが、その初期投資を上回るほどのメリットがあります。
自転車のメンテナンスや維持費は、一般的な公共交通機関や自動車の使用に比べて圧倒的に安価であり、長期的に見ると大幅な経済的節約につながります。
自転車は公共交通機関や自動車のように定期的な料金やガソリン代が発生しないため、コスト面で非常に優れています。
また、自転車はエコフレンドリーな交通手段でもあり、環境にもやさしい選択です。
したがって、初期投資が必要ではありますが、その後の維持費は比較的安価な自転車は、経済的にも環境的にも優れた交通手段と言えるでしょう。
自由度が高い
自転車は、その特性から道路の制限が少なく、走行ルートを自由に選ぶことが可能で、この点が自転車の最大の魅力の一つです。
混雑した道路でも、自転車は車両とは異なり、スムーズに通過することが可能です。このことから、時間の節約にもなります。また、駐車場を探すという手間もありません。これは、都市部で特に便利な特性と言えます。
自転車は場所や時間に縛られることなく、自由に楽しむことができる趣味です。都市部でも田舎でも、昼でも夜でも、自転車に乗ることで新しい発見があるかもしれません。
また後述しますが、自転車には様々な種類があり、それぞれに特性や用途があります。自分のライフスタイルに合った自転車を選ぶことで、より深く楽しみ方を探すことも可能です。
大会がある
全国各地で開催されている自転車の競技会やレースは、自身の技術を試すだけでなく、参加者が一定のレベルに達していることを確認するためのプラットフォームでもあります。
これらのイベントへの参加は、自身の技術レベルを確認し、自身の技術向上につながる貴重な機会となります。
さらに、これらの会場は同じ趣味を持つ人々が一堂に会する場所でもあります。
同じ興味を共有する人々と交流することで、新たな視点を得たり、自己の技術を向上させるためのヒントを得ることができます。
これらの機会は、自転車競技への情熱を深めるための重要なステップとなるでしょう。
他の趣味と一緒にできる
自転車はその単純さとともに非常に多機能な趣味であり、他の多くの趣味と組み合わせることが可能です。
例えば、自然を愛する人々にとっては、キャンプ用品を自転車に積載し、自転車に乗ってキャンプに行くことは非常に魅力的な選択肢です。
このようにして、自転車はただの移動手段でなく、冒険の一部となります。
また、スケーターの中には、スケボー用のキャリアを自転車に取り付けて、スケートパークやスケートスポットに自転車で移動することを好む人もいます。
このように、自転車はスケートボードという別の趣味とも完全に統合することができます。
さらに、自転車好きの間では、写真撮影が別の一般的な趣味であることが知られています。
カメラを持ってサイクリングに行き、風景、建築物、人々など、撮影するための無数の機会を探すことができます。
このように、自転車は他の多くの趣味と組み合わせることが可能で、これが自転車の魅力の一部でもあります。
他の趣味を追求すると同時に、自転車という趣味を追求することで、その楽しみは倍増します。
1人でも複数人でも楽しめる
自転車は非常に多機能な乗り物で、1人でゆったりと楽しむことも可能です。
また、友人や仲間と一緒に走ることで、コミュニケーションを取りながら楽しむこともできます。
時間の合わせが難しい人でも心配は不要です。自分だけの時間を楽しむために一人で乗ることも可能ですし、何人かでチームを作って一緒に走るのも良いでしょう。
チームで走ることにより、お互いを励まし合いながら運動することができ、そうした絆を深めることが可能となります。
家族と楽しめる
自転車は、家族全員が参加でき、共有できる楽しい趣味です。
これは、最小の子供から最年長の大人まで、全員が自分自身のスピードとスキルレベルに合わせて楽しむことができる活動です。
さらに、これは、一緒に過ごす時間を最大限に楽しむだけでなく、価値ある家族の絆を深める素晴らしい機会でもあります。
共通の趣味を通じて、家族間のコミュニケーションは新たなレベルに引き上げられ、新しい話題や経験を共有することで、互いの理解を深めることができます。
長い期間続けられる
自転車は、多くの人々が楽しむことができる趣味です。
それは若い世代にとっては、健康とフィットネスの維持に役立つだけでなく、社交活動としても楽しむことができます。
さらに、高齢者にとっては、適度な運動を提供し、活力と健康を保つ手段となります。
したがって、自転車は年齢に関係なく、誰でも続けられる趣味であり、生活の質を高める素晴らしい方法と言えるでしょう。
実際にスポーツ系の自転車に乗っていると、激坂を自分よりも速く上る先輩もいたりします。
リフレッシュ効果がある
自転車に乗ることは、自然と一体になる素晴らしい経験となります。
それは、都市の喧騒から離れて、一時的にでも自然の美しさと調和を感じる機会を提供します。
晴れた日には、自転車に乗りながら心地よい風を感じることができます。
それはまるで、自分が風に乗っているかのような感覚をもたらします。風は自然の一部であり、それを感じることは、自分自身が自然の一部であるという感覚を強化します。
さらに、自転車に乗ることで季節をより深く感じることができます。
春には花々が咲き、夏には緑が眩しく、秋には紅葉が美しく、冬には雪が静かに降ります。
これらすべての風景を自転車から眺めることは、季節の変化を認識し、自然のリズムを理解する絶好の機会となります。
日本には名所が多い
日本は自転車愛好者が多く、そのため全国各地に自転車の名所と称される場所が存在しています。
特に有名なところとしては、広島県と愛媛県を結ぶ「しまなみ海道」が挙げられます。
美しい海景色と共に自転車で楽しむことができ、多くのサイクリストにとっては絶景の旅路となっています。
私も一度行きましたが、その絶景に驚きました。
また、日本全国にはサイクリングロードとして整備されたルートも多く存在します。
これらのルートは自転車専用または自転車に優しい道路で、自然や風景を楽しみながらサイクリングを楽しむことができます。
それぞれのルートには異なる特徴があり、新しいルートを探すのも一種の楽しみとなるでしょう。
自転車を趣味とするデメリット
自転車ならではのデメリットもありますので紹介します。
天候に左右される
自転車は屋外での趣味であり、その魅力の一つは、自然の中で感じる解放感や風を切る快感にあります。しかし、その反面、天候によっては走行が難しくなる場合もあり、この点は自転車趣味の大きな課題とも言えます。
特に雨や強風が吹く日は、安全性を考慮すると自転車に乗るのが困難であり、その結果として走りに行くのが億劫になることもあります。
天候が良くない日は、自転車に乗る代わりにメンテナンスを行ったり、次の走行計画を立てたりする時間として利用することもおすすめです。
また、梅雨が明けて天候が安定すると、自転車に乗る人々が急増します。
これは、長い間自転車に乗ることができなかった人々が、晴れ渡った空の下で風を切る喜びに浸るための時間です。
その光景は見ていて非常に面白いものであり、自転車趣味の一つの魅力とも言えるでしょう。
初期投資がかかる
自転車の維持費は比較的抑制することが可能です。
つまり、長期的に見ると、自転車は非常に経済的な選択肢となる可能性があります。
しかしながら、初期投資が大きいという課題が存在します。
新しい自転車を購入するためのコストは、一部の人々にとっては大きな負担となり得ます。
また、特に最近では、物価の上昇に伴い、自転車の各パーツの価格も上昇しています。
タイヤやブレーキパッド、チェーンなどの消耗品は特に価格上昇の影響を受けやすく、これらのパーツの交換が必要になると費用はさらにかさみます。
したがって、自転車の維持には、これらの追加コストを考慮に入れる必要があります。
それでは、あなたにはどのような自転車あっているのか。
自転車の種類と楽しみ方について紹介していきます。
事故の可能性
自転車に乗ることは楽しいですが、道路を走行する際の事故のリスクも考慮する必要があります。交通量の多い道路では、自動車との接触事故の危険性があり、特に夜間や視界の悪い状況ではそのリスクが高まります。また、歩行者との衝突も避けなければなりません。
自転車事故の主な原因としては、スピードの出しすぎ、信号無視、一時停止の無視、そして不適切な車線変更などが挙げられます。これらの行動は、自分だけでなく他の道路使用者に対しても危険をもたらす可能性があります。
さらに、路面の状態も事故の要因となることがあります。雨の日には路面が滑りやすくなり、急なブレーキや急な方向転換が難しくなります。また、砂利や段差が多い道ではバランスを崩しやすく、転倒のリスクが高まります。
安全に自転車を楽しむためには、以下のような安全対策が重要です:
- ヘルメットの着用
- 夜間走行時のライトの使用
- 反射材や明るい色の服装を着用
- 適切なスピードを守る
- 交通ルールを遵守する
これらの安全対策を講じることで、事故のリスクを最小限に抑え、自転車をより安全に楽しむことができます。
自転車の種類と楽しみ方
自転車の種類を以下のようにしてみました。
各自転車の特徴と楽しみ方について解説しましたので参考にして自分に合った自転車を探してみましょう。
ミニベロ、小径車
ミニベロや小径車は、その小さなタイヤが特徴の自転車であり、そのコンパクトさが魅力です。
これらの自転車の設計は、取り回しの容易さを重視しています。その結果、多くのモデルでは折りたたみ機能が設けられているため、移動や保管が非常に便利です。
そのコンパクトな設計のおかげで、電車などの公共交通機関に持ち込んで、到着駅から自転車で観光するという、ミニベロならではの楽しみ方が可能になります。
都市部での移動には、ミニベロや小径車が最適です。その小さなサイズから、混雑した都市部でも軽快に移動できます。また、そのコンパクトさと取り回しの容易さから、公共交通機関との併用はもちろん、狭い場所での駐輪にも便利です。
その独特の見た目から、旅行先で観光に使うなど、個性を表現したい人には特にオススメの自転車と言えます。それぞれのミニベロや小径車は、そのユニークなデザインと機能性で、所有者の個性を引き立てます。
ピストバイク、固定ギア、シングルスピード
呼び名は色々ありますが、ギアが一つしかない自転車を指します。
「固定ギア」とは、ペダルとタイヤが連動して回転する機構のことを指します。
通常の自転車では、下り坂で足を動かさずとも、車輪が自由に回転して進むのに対し、固定ギアの場合は車輪が回転すると同時にペダルも回転します。
ペダルを逆回転させると後ろに進むことも可能です。
この独特のダイレクトな乗り心地が固定ギアの特徴です。
固定ギアとは対照的に、ペダルを止めても車輪が回転する機構を「フリーギア」と呼びます。
固定ギアかフリーギアかはカスタムで変更可能なので、最初はフリーギアで乗り、慣れたら固定ギアを試すこともできます。
固定ギアは、その機構の特性からトリックと呼ばれる様々な技が存在します。その場に止まる「スタンディング」や、走行中にペダルを後ろに踏み後輪をロックさせて滑らせる「スキッド」などがあります。
固定ギアの自転車に乗ると、家の周りを一周するのが楽しくなります。
畳2枚分のスペースがあれば、スタンディングの練習も可能です。
そのため短時間、短距離で楽しみたい方には、ピストバイクがおすすめです。
ピストバイクはシンプルな構成のため、ロードバイクやマウンテンバイクに比べて車体価格が手頃です。パーツが少ないため故障も少ないです。
そのシンプルな見た目は、自転車の本質的なカッコ良さを表現しているとも言えます。
固定ギアでオフロードを走るトラッククロス、固定ギアで坂を下るダウンヒル、固定ギアでツールドフランスのコースを走った海外のライダーもいます。
シンプルだけど奥が深い、それがピストバイクです。
子供が小さいころには、気分転換に20分だけ近所を散歩がてらピストバイクで走る、などもしていました。
時間がない人にもお勧めです。
ロードバイク
ロードバイクは楽に速く遠くへ行く手段です。
ロードバイクに乗る人を見かけることは多く、彼らはサイクルジャージを着て、50km、60km、100kmといったロングライドを可能にしています。
ロードバイクはスポーツ色が強く、スピード、ケイデンス(1分間にペダルを回す回数)、ワット数、脈拍、巡航速度などを測定器で確認しながら、速く走ることを追求する楽しみ方があります。
しかし、速く走るだけでなく、自分のペースでゆっくり走ること、いわゆるポタリングも楽しむことができます。
ロードバイクは人気があり、各地で大会も開催されています。決められたコースを周回するクリットレース、峠を上るヒルクライムレース、長距離を走行するブルべなどがあります。
スポーツとして競いたい、トレーニングで自己を高めたい方には、ロードバイクはおススメです。
グラベルロード、フルリジットマウンテンバイク
特定の自転車は旅行やキャンプに特化しています。
これらの自転車はバッグを取り付けやすいようにダボ穴という加工がされており、雨天でも走行しやすいフェンダーが装着されています。さらに、ロードバイクよりも太いタイヤを備えています。
一部の人々は自転車で九州、四国、あるいは日本全体を一周することさえあります。さらに、海外には自転車で世界一周を達成した人もいます。これには女性も含まれています。
ロードバイクと比較して、これらの自転車は安全性と積載能力に焦点を当てており、見た目も格好良いです。
車で隣の市に旅行に行くのは物足りないかもしれませんが、自転車で隣の市まで旅行やキャンプに行くとなると、それは大冒険です。
ワイルドな体験に興味がある方は、ランドナーやバイクパッキングに特化した自転車を選ぶと良いでしょう。
フェンダーやキャリアがついた自転車は↓のようなイメージです。
ロードバイクにもキャリアをつけたりすることはできますが、グラベルロードやフルリジットマウンテンバイクがお勧めです。
グラベルロードとは、未舗装路でも走れるように太いタイヤを装着したロードバイクのことを指します。
また、サスペンションのないフルリジットマウンテンバイクもバイクパッキングに適しています。これらの自転車は一般的にグラベルロードよりも太いタイヤを装着でき、走破性が高いです。
フルリジットマウンテンバイクは多くはないですが、有名どころで言うと……
SurlyのkaratemonkeyやKonaのUnitなどですね。
興味のあるかは検索してみてくださいね。
見た目で選んでも良いですし、フルリジットマウンテンバイクは後々サスペンションを追加してハードテイルマウンテンバイクに変更することも可能です。
見た目と将来の用途を考慮して自転車を選ぶことをおすすめします。
マウンテンバイク(ハードテイル、フルサス)
マウンテンバイクは舗装されていない道を走るのに特化しています。ハードテイルは前方にサスペンションを搭載したタイプで、フルサスは座面の下と前側の2つにサスペンションがついています。これら2つのマウンテンバイクを選ぶ際には、自分が走りたい未舗装路があることを確認することが重要です。
「山中の未舗装道路でサイクリングを楽しむのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、見るだけではなく、実際に走ってみるとその楽しさがわかります。
ただし、未舗装の山道を見つけるのは容易ではありません。多くの山道は私有地であり、マウンテンバイクで走ると注意されることもあります。
また、地名をネット上に出すと、多くのマウンテンバイクライダーが集まり、所有者に迷惑をかける可能性があります。そのため、一部の未舗装路は秘密にされています。
マウンテンバイクを購入したものの、走る場所がないという問題を防ぐためには、購入時にショップで走行場所についてのアドバイスを求めることが望ましいです。特にサスペンションのメンテナンスは初心者には難しいため、その点にも注意が必要です。
ちなみにこれがフルサスです。
サドルの下にもサスペンションがあります。
また、夏場のスキー場でマウンテンバイク走行ができる場所もあります。車にマウンテンバイクを積んでリフトで山頂まで上がり、山を下るという真のマウンテンバイクの楽しみを体験したい方は、サスペンション付きのマウンテンバイクの選択を検討してみてください。
その他
そのほか、私が自転車について思うことを書いてみました。
メカニックとしての楽しさ
私が思う、自転車の好きなところですが、自分でメンテナンスしたり、パーツを交換したりするメカニックとしての楽しさがあります。
タイヤ交換も自転車屋さんで頼むと工賃がかかります。最初は節約のつもりで始めてみましたが、自分でできると達成感があります。
自分でやると工賃の節約にはなりますが、工具代はかかります。
今では、自転車をバラバラにして、もう一度組み上げることができるようになりました。
リセールバリューが良い
自転車は売値が良いです。
物価の高騰で中古市場が盛り上がっているのかもしれません。
試しに買ってみて、気に入らなかったら売るというのも悪くないと思います。
自転車は、やってみないとわからないからです。
車だったらそうはいきませんが、自転車は手軽に売ることができます。
ジモティーやメルカリが便利です。
買った値段より高く売ることはできませんが、それでも自転車中古市場はリセールバリューが高いです。
散財することはよくありませんが、経験したいことを我慢することも良くないです。
購入の際には「いくらで売れそうか。」という点も考えて購入すると良いかもしれません。
素材を楽しむ
自転車のフレームは大きく分けて3つの素材で作られています。
鉄(クロモリ)、アルミ、カーボンです。
この素材の違いを楽しむことも自転車の楽しみ方の一つです。
鉄(クロモリ)
クロモリとは、クロムモリブデン鋼の略称です。
まあ鉄です。
そのしなやかさと耐久性で知られており、長距離のツーリングに適していると言われています。
重量は重めですが、そのシンプルでクラシックな見た目は長年飽きがこない普遍的なデザインです。
鉄の種類も多く、そのパイプの違いを体感するには経験が必要でしょう。
錆には注意が必要ですが、防錆に気をつければ非常に長期間使用できるフレーム素材と言われています。
アルミ
アルミとは、アルミニウムの略称です。
軽量で剛性が高く、スピードを出すのに向いています。
比較的安価で、軽量なのでエントリーモデルにも多く使われています。
剛性を確保するために太いパイプで構成されていることが多く、太めのエアロ形状を計算されたフレームは革新的でかっこいいです。
カーボン
カーボンとは、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の略称で、自転車のフレーム素材として広く使用されています。
この素材は非常に軽量でありながら、高い強度と剛性を持っています。
カーボンは高価ですが、振動吸収性と耐久性に優れており、ハイエンドバイクの素材として使用されることが多いです。
ツール・ド・フランスなどで選手たちが使っている機材に乗ることも可能です。
修理は難しいですが、日本ではカーボンフレーム専門の修理店もあります。
高価なホイールにも使われている素材です。
こういった素材の違いを楽しむのも自転車の面白いところですね。
まとめ
自転車は年齢や体力に関係なく、誰でも楽しむことができる趣味です。
自然と一体になりながらリフレッシュすることができ、日本全国には自転車で楽しむことができる名所が多く存在します。
しかし、天候に左右されることや初期投資が大きいことなど、デメリットも存在します。
自転車の種類は多岐にわたり、自分のライフスタイルや目的に合ったものを選べます。
ミニベロや小径車、ピストバイク、ロードバイク、グラベルロード、フルリジットマウンテンバイク、ハードテイル、フルサスなど、それぞれに特徴と楽しみ方があります。
選ぶ自転車は一つではありません。自分に合った自転車を見つけ、自転車のある生活を楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
当サイト、サブクロチャブログでは「35歳までに知りたかった100のこと」をテーマに、よりよく生きるためのヒントとなるものを記事にして投稿しています。
「ファイナンス・節約」、「ファッション・見た目」、「メンタル・マインド」、「仕事・学び」、「健康・運動」、「旅・食」、「流行・社会」、「趣味・遊び」と幅広く情報発信していますので興味のある方は他の記事も是非ご覧下さい。
私サブクロチャは、noteでも執筆活動をしています。
noteでは、ブログでは掲載しにくい医療福祉業界の話や一次情報を盛り込んで文章にしています。
興味のある方は是非noteもよろしくお願いいたします。