35歳を迎え『老けたな』と感じたことがある方は多いのではないでしょうか。
例えば……
- 白髪が増えた
- ほうれい線がくっきり
- 身体が動きにくい
- すぐに疲れる、
- 寝ても疲れが取れない
- 髪が薄くなってきた
- しわやシミが増えた
このようなきっかけで『老けた』と感じることってありますよね。
私も同じように感じたことがあります。
自分で気付くならまだしも、家族や友人、パートナーから『最近老けたよね』と言われたという経験をした方も少なくないと思います。
聞きたくないーーー
しかし安心して下さい。
『老けて見える』は、少しのことで驚くほど改善もできます!!
老けたと感じた時に頭に浮かぶのは年齢ですよね。
この先入観をまず捨てることから始まります。
年齢を重ねていくから『老けていく』というわけではないんです。
どういうこと……?
人間は生物であるため、年齢を重ねることを防ぐことはできません。
しかし、『年齢より若く見えるひと』はいますよね?
私はスポーツジムに通っていますが、こうした『若く見えるひと』が数多くいます。
『若く見えるひと』と『老けて見える人』の違いはなんだろう?
そのように考えたことはありませんか?
そこで、今回は老けることへの不安や、老けたことに対する悩みを解消していくために出来る対処法を6つご紹介します。
はじめに結論からお伝えすると・・・
- 肌のケア
- 髪の毛のケア
- ダイエット
- ストレスの解消
- 適度な運動
- 生活習慣の改善
以上の対処法は、あなた自身が行動すれば今すぐにでもはじめられる内容です。
はじめること、そしてこれらを継続することで得られるメリットは『老けた』を改善するだけではありません。
これからのあなたにとって他にも多くのメリット(恩恵)を受けることができます。
その理由とすぐにでも実践できる具体的方法を順番にご説明していきます。
【老いる】と【老ける】は似ているが違う
はじめに、多くの方が勘違いしている【老いる】と【老ける】の違いをご説明します。
老いる/老ける の使い分け
「老いる」は、実際に年をとって高齢になることをいうが、「老ける」は、年をとって見えるということに重点があり、年齢と直接の関係はない。
goo辞書より
多くの方が『老けた』という言葉を『老いる』に変換してしまいがちです。
老けるという言葉は簡単に言えば、年齢以上に見えるという表現です。
要するに、老けたか老けていないかは、実年齢ではなく『見え方』の問題なんです。
ということは『見え方』が違えば年齢を重ねても『若く見える』んです。
スキンケアで若々しさをアップ
肌の違いは老けて見えるかどうかに大きく影響します。
肌のハリやツヤが低下するとシワやシミが出来やすくなります。
特にシワは老けて見える顔との関係が深いんです。
試しに自分の顔を画像に撮り、おでこ、口元に線を引いてみてください。
驚くほど老けた印象に変わりませんか?
確かに……
これがスキンケアをすすめる理由です。
肌のハリやツヤを保つことで若々しく見えるのです。
すぐにはじめられる肌のケア
- 湯船に浸かる
- 洗う前にお湯で優しく丁寧に汚れを流す
- よく泡立てて洗う
- 洗うときには優しく丁寧に洗う
- 時間をかけすぎない
- 顔は爪で擦らないように指の腹で洗う
- タオルでゴシゴシ拭かない
湯船につかる
湯船につかるとスキンケアになる理由は以下の通りです。
- 血行促進: 湯船につかることで血管が拡張し、血液の循環が良くなります。これにより、酸素や栄養素が皮膚に適切に供給され、代謝が活発になります。
- 皮膚の保湿: 湯船につかることで、お湯中の水分が皮膚に浸透します。これにより、皮膚の乾燥を防ぎ、保湿効果が得られます。
- 疲労回復: 温かい湯船に浸かることで、筋肉の緊張がほぐれ、疲労が軽減されます。これにより、リラックス効果があり、肌のコンディションが改善されます。
洗う前にお湯で優しく丁寧に汚れを流す
まず、お湯による洗顔や洗体は、肌の汚れや余分な皮脂を取り除く効果があります。
お湯の温かさによって毛穴が開き、汚れが浮き上がりやすくなります。
優しく丁寧に洗うことで、肌を清潔に保つことができます。
よく泡立てて洗う
よく泡立てて洗うことは、スキンケアにとって重要です。
泡立てることで洗顔料がより効果的に皮脂や汚れを取り除きます。
泡立てることによって、洗顔料が肌表面に均一に広がり、肌のすみずみまでしっかりと浸透することができます。
また、泡立てると摩擦が軽減され、肌を優しく洗うことができます。
これにより、肌の乾燥や刺激を最小限に抑え、しっとりとした健康な肌を保つことができます。
時間をかけすぎない
スキンケアに時間をかけすぎると、好ましくない理由は以下の3つです。
- 皮脂の過剰な除去: 過度な洗顔やスキンケア手順の多さは、皮脂を過剰に除去し、肌を乾燥させる可能性があります。
- 肌のバリア機能の低下: 過度なスキンケアは、肌の自然なバリア機能を妨げる可能性があります。これにより、肌が外部刺激や環境ストレスに対して弱くなります。
- 肌トラブルのリスク: 過度なスキンケアは、肌に刺激を与え、ニキビやかぶれなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
適切なスキンケアは、肌の健康をサポートするために必要ですが、過度な時間や手順は避けるべきです。自分の肌の状態に合った適切なスキンケアルーティンを確立し、肌のバランスを保つことが重要です。
顔は爪で擦らないように指の腹で洗う
顔を洗うときは、皮膚のバリア機能を傷つけることがあるため、指の腹で洗うようにしましょう。
皮膚のバリア機能とは、外部からの物理的な刺激や病原体の侵入を防ぐために、皮膚が持つ自然な防御メカニズムのことです。
皮膚は角質層という厚い層で構成されており、この層が外部からの侵入物をブロックする役割を果たしています。
また、皮脂や汗などの分泌物も皮膚のバリア機能を補完し、湿度やpHの調整などを行っています。
皮膚のバリア機能が低下すると、乾燥や敏感肌、炎症などの問題が生じることがあります。
適切なスキンケアや保湿、紫外線対策などを行うことで、皮膚のバリア機能をサポートすることが重要です。
タオルでゴシゴシ拭かない
タオルでゴシゴシ拭くと、肌への摩擦や刺激が増えてしまいます。
この摩擦は肌のバリア機能を傷つけ、肌の乾燥やトラブルの原因になることがあります。
また、タオルは湿気を含みやすく、雑菌やカビの繁殖の温床にもなります。
そのため、スキンケアでは清潔なタオルを使用しましょう。
髪の毛の量や質、色味を変えると若々しく見える
髪の毛のケアが行き届いている人は見た目よりも若く見られます。
髪の毛が薄かったり、白髪が多いと老けた顔に見えるものです。
確かに最近、白髪が増えてきた気が……
老けた顔に見えるのは、世間一般の先入観やイメージが大きく影響しています。
- 髪の毛が薄い=高齢
- 白髪が多い=高齢
このイメージってありますよね。
実はコミュニケーションの基本から見ても、髪の毛は非常に重要です。
人と話す時、顔を見て話しますよね?
その時同時に視界に入るのが髪なんです。
試しに今日出会ったひと、話した人を思い浮かべてみてください。
顔と一緒に髪も浮かんできませんか?
髪の毛は顔と同じくらい人から見られるところだからこそ、状態によっては老けて見られる原因になるんです。
髪の毛はケアを行うことで、すぐにでも変化させることができます。
シャンプーや普段の頭皮ケア、スタイリング剤を変えて薄毛を予防したり、白髪に対してもカラーリングやヘアケア、地肌のケアを行うことで対処出来るんです。
すぐにはじめられる髪の毛のケア
- シャンプー前にお湯で汚れを丁寧に落とす
- シャンプーの量は少なめにして泡で洗う
- 2回シャンプーする(1回目は毛、2回目は地肌)
- 強くこすらず優しく丁寧に指の腹で洗う
- トリートメント、リンスを地肌にすり込まない
- タオルで優しく水分をとる(強くこすらない)
- ドライヤーで乾かす
- ドライヤーの風は髪に当て、地肌には軽く当てる(熱で地肌を痛めないように)
髪の毛のケアはあまり知らない方も多く、雑に扱われがちですが、試してみると効果をすぐに感じられますよ。
ダイエットをして老けを防止
太っているかどうかも老けてみえるかどうかに大きく影響します。
太っていると脂肪がつき、シワや顎まわりのたるみになり老けて見られてしまうんです。
身体にも余計な脂肪がつくことで、姿勢やボディラインが崩れ、アンバランスな体型となってしまいます。
たるんでしまった顔や身体と、シャープに引き締まったた顔や身体、あなたはどちらが若々しいと感じるでしょうか。
わかってはいるんだけど……
ダイエットをすることで余計な脂肪を取り除き、顔や身体を引き締めることができます。
ダイエットと聞いたら、大変そうとか時間がかかるとか、しんどい思いが無理だとか、運動経験がないとか、そんな風に思う方もいますよね。
スモールステップを意識して出来ることから始めればいいんてます。
意識したうえで少しずつ変化していけばいいんです。
すぐにはじめられるダイエット
- 野菜、肉、魚をバランスよく食べる
- ジュースを水に変える
- ごはんの量を測って食べる
- よく噛んで食べる
- 余計な間食を控える
- 姿勢を意識して歩く
- 少しでも多く歩く
これらは余計な出費もなくあなた次第で今すぐ始められます。
まずはこれだけでも意識して行なってみてください。
継続することで意外とすぐに変化が見られますよ。
ストレス過多は疲れ顔の原因
ストレスの溜め込みすぎも、老けて見える要因になります。
ストレスが溜まりすぎてしまうと、ホルモンのバランスが崩れてしまい、心身の機能低下に繋がってしまいます。
その結果、表情に生気がない『疲れ顔』になり老けた印象に繋がります。
つ、疲れてるのかな……
しかし、ストレスには大きく分けて、良いストレスと悪いストレスの2つがあります。
必ずしもストレスが悪いというわけではありません。
適度な負荷は自分自身を向上させるためにも必要ですが、ストレスが多すぎる状態は良くありません。
かと言って、全くストレスのない状態も向上意欲のない状態や活力の減少に繋がってしまいます。
適度なストレス状態を保つためにも、定期的なストレス発散やストレスコントロールが重要です。
すぐにはじめられるストレス解消
- 誰かに不安な気持ちや思いを話してみる
- 入浴や日光浴などでリラックスする
- 音楽を聴く
- 散歩、ストレッチ、ラジオ体操など身体を軽く動かす
- 自分の好きなことが出来る時間をつくる
- 声を出して笑う(お笑い、映画など)
ストレスは知らず知らずのうちに溜まりますよね。
過度にストレスを感じていなくても、普段から意識して行うことで予防にも繋がりますので、試しに行なってみてくださいね。
適度な運動
適度な運動をすることは若々しさを保つために有効です。
運動することにより、骨を丈夫にし、筋力をアップさせ、疲れにくい身体を作ることができます。
疲れにくくなることで、表情が明るくなったり姿勢の保持につながり、年齢よりも若々しく見えるようになるんです。
汗をかくことはリフレッシュにも繋がり、すっきりした気持ちにもなるんです。
中には、
- 運動なんてしばらくしていない
- そもそも運動をしたことがない
- 運動をする時間がない
昔みたいな運動はできないよ……
そんな不安を持つひともいますよね。
実は運動といっても、軽く息が上がる程の運動でいいんです。
詳しく紹介すると……
負荷の軽い運動でも、行うのと行わないのとではこの先のあなたが大きく変わります。
大事なことは『続けること』です
まずはスモールステップで、できることからチャレンジしてみましょう。
個人差はありますが、意外とすぐに効果を感じられたという人が多いんです。
健康づくりのための運動量の目安(18~64歳)は、息がはずみ、汗をかく程度の運動を週合計60分、毎週続けることです。例えば、1回20分程度を週3回や1回30分程度を週2回、あるいは平日に時間が取れない場合は、週末に1回60分の運動を取り入れても効果が得られます。好きなスポーツがある人は定期的に続けるとよいでしょう。強度が高めの運動を無理して行うとけがやストレスにつながることもあります。決して無理せず、「息がはずみ、汗をかく程度」を意識しましょう。
東京都保健医療局HPより
すぐにはじめられる適度な運動
- ウォーキング
- ジョギング
- 自転車でサイクリング
- 起床時のストレッチ
- ラジオ体操
- スクワット、腕立て、腹筋などの自重トレーニング
継続は力なり、という言葉があるように、
軽い運動でも続けることで効果は大きくなります。
生活習慣の改善
生活習慣の改善も若々しさを保つために有効なんです。
理由は、生活習慣の改善が健康的な生活に繋がるからなんです。
一つ例をあげると……
乱れた生活リズムを整えることで睡眠の質が上がり、ホルモンバランスが整いやすくなります。
ホルモンバランスが整うことで、
精神状態の安定や筋肉量増加に繋がる、肌改善や疲労を回復しやすくなるなどのメリットがあります。
身体の内側から若々しさを保つ身体作りができるんです。
一つ例をあげただけでも、生活習慣の改善は様々なメリットがあり老け防止に繋がる効果的な対処なんです。
すぐにはじめられる生活習慣の改善
- 自分にあった睡眠時間を確保する
- 野菜を積極的に摂る
- 就寝と起床時間のリズムを整える
- お酒や喫煙を控える
- 就寝2時間前に入浴(なるべく湯船)する
生活習慣を改善すると心身ともに変化が現れます。
他の老けへの対処法との相乗効果も期待できるんです。
ぜひ試してみてください。
まとめ
急に老けたと感じた時、年齢によるものだと諦めていませんか?
最近は人生100年時代と言われています。
100年で考えると35歳はまだまだ若い年齢です。
35歳に限定したことではなく、老けて見えるかどうかは年齢によるものではありません。
あなたの見え方、あなた自身の見せ方によるものです。
老けて見られるかどうかは、あなた自身の努力により変えられます。
肌、髪、体型などのあなたの見え方を作り出すものへの対処法と、
ストレスや運動不足、生活習慣などの、身体自体や身体の内側から変化させる、老けへの対処法をご紹介しました。
幅広くご紹介したため、一つひとつが広く浅い説明になってしまいました。
また改めて別の記事で一つずつ、より掘り下げてご紹介していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。